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焼き芋を捨てました

こんにちは!

久しぶりの投稿です。

毎日寒いですね。

毎朝6時から芋の準備を始めるのでホント寒い・・

でも、炭に火をつけると生き返るようにあったまるんです。

今日もそんな寒い朝から始まりました。

昨日、今日と営業開始以来最も多くのお客様にご来店いただきました。

ありがとうございました!

嬉しい気持ちでいっぱいです。

しかし、今日の夕方たくさんの焼き芋を捨てたんです。

それはなぜかというと甘くないから。

おみつでは店頭販売する前に蜜の量、柔らかさ、見た目を必ずチェックしています。

さらに焼いた芋を食べて試食をしました。

試食をすると問題はなく「おいしい」と判断して提供。

でも、実はたまたま試食した芋はおいしかったのですが、午後に他の芋を切って食べる部分の色を確認すると白っぽい薄い黄色のものがいくつかありました。

焼き芋の実が白くなっていると甘くありません。

もちろん全ての芋ではないのですが、お客様にもしかしたら甘くない芋を提供してしまったかもしれないという罪悪感に襲われました。

その後は問題の芋は全て廃棄。

チェックした時は蜜の量、見た目、柔らかさ問題ありませんでした。

しかし、実際に芋を割って食べたり切ってみたりすると黄色が薄い色のものがいくつかありました。

芋も生物だからと割り切ればそれまでですが、本当においしい焼き芋を提供したいと思っている私にとっては本当にショックで・・

今後の対策としては見た目、蜜の量、柔らかさに加えて試食の本数を増やす、芋を切って色を確認。

またブランド芋でもおいしいと過信せずきちんと試食を徹底していきます。

今日使った芋は焼き芋業界なら誰でも知っているおいしくて有名なブランド芋でした。

生産者が違ったり食べるタイミングによってこれほど味に差があることに驚きです。

今日はとっても自分の中でモヤモヤした1日だったので文章にさせてもらいました。

明日は定休日ですが、芋を焼いて研究していこうと思います。

追記

twitterでこの記事についてたくさんご意見もらいました。

芋の廃棄についてはもったいない気持ちでいっぱいです。

今後、甘くないなど規格外の芋については、割引販売、無料プレゼント、寄付をしていきます。

できるだけロスをなくすためです。

おいしい焼き芋を提供したい気持ちと、もったいない気持ちが葛藤していてモヤモヤしていました。

自分が幼い頃から食べ物は粗末にしてはいけないと厳しく育てられ、自分の子供にも同様の育て方をしています。

だからこそもったいない気持ちでいっぱいでした。

今後は引きつ吹最高においしい焼き芋の提供を継続しつつロスゼロのために色々と検討していきます。